令和7年度予算政府案に関するコメント

令和7年度予算政府案において、当協会の要望を反映いただきましたことに深く感謝申し上げます。関係の皆様のご尽力に、心より御礼申し上げます。

近年、世界情勢の不安定化、物価高騰、円安、さらには脱炭素社会への要請の高まりや、我が国における人口減少や生活様式の変化など、 航空業界を取り巻く環境は一層厳しさを増しております。そのような状況下において、私たち本邦航空業界は、国民生活や経済産業活動を支える基盤としての使命を果たし、2030年訪日客6000万人、2050年カーボンニュートラルといった政府目標の達成に貢献するべく、経営基盤の強化、訪日客の受入体制の強化、脱炭素への対応といった諸課題に取り組む必要があります。

これらの課題を乗り越え、航空ネットワークの維持・発展と持続可能な成長を実現するために、今般いただいた人材確保・効率化・DX化や脱炭素化の取組みを推進するためのご支援を最大限に活用し、業界全体で力を尽くしてまいります。

また、航空産業の存立基盤である「安全」の確保においても、不断の努力を続けてまいります。 一つひとつの課題に真摯に向き合いながら、観光立国の実現や地域活性化を推進し、我が国の経済成長に貢献できるよう、引き続き邁進してまいります。